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【飛騨高山で感じた、芸術と歯科治療の交差点】

  • hikarisikasangenya
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

今年の年末は、家族で飛騨高山を訪れています。


主人と息子たちは元気にスノーボードとスキーへ。私はホテル併設の美術館で、一人ゆっくりとした時間を過ごしました。日々の多忙な生活から切り離され、静かに自分と向き合う、贅沢なひとときです。


そこで出会ったのは、工業製品が大量生産される時代に「失われていく手仕事の美」を憂い、情熱を注ぎ込まれたガラス作品の数々。フランスの感性と日本の美意識が融合したコラボレーション作品には、言葉にできないほど圧倒的な世界観が宿っていました。


アーティストたちの凄まじい「こだわり」と「情熱」。

そのエネルギーに触れるうちに、歯科医師という自分の仕事を改めて俯瞰することができました。


現代の歯科医療においても、効率やスピードを重視する風潮は少なからず存在します。


しかし、ひかり歯科クリニックが自由診療という形を主軸としているのは、ひとえに「医療としての純粋な理想」を追求したいという願いからです。

マイクロスコープを覗き、認定医として細部まで精度を突き詰める。


その工程には、どうしても膨大な時間と、妥協のない素材選びが必要となります。


制度の制約に縛られることなく、目の前の「唯一無二である患者様の歯」に対して、いま持ちうる最高の技術を惜しみなく注ぎ込みたい。


それは、あの美術館で見たアーティストたちが、効率を度外視してでも「至高の一点」を生み出そうとする姿に重なります。私にとっての自由診療とは、単なる選択肢ではなく、患者様の生涯にわたる健康への「責任」と、歯科医師としての「誠実さ」を具現化するための手段なのです。


芸術品と決定的に違うのは、歯の治療は「生命」と共にあり、いつかは終わりが来るものだということです。形として何百年も残るわけではありません。

それでも、その限られた時間のなかで、患者様の人生に寄り添う歯を守るために、魂を込める。

「形に残らないものに、最善を尽くす」

それこそがプロフェッショナルとしての誇りなのだと、改めて確信した年末でした。


この情熱を胸に、新年からも一人ひとりの患者様と、一本一本の歯に真摯に向き合っていく所存です。


医療法人ひかり歯科クリニック

理事長 院長 富永知穂

 
 
 

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